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昔は秋口になるとミノムシが枝にぶら下がっている
そんな光景を見たことがある人が多いと思いますが
その蓑から出てきた成虫がなんなのか知っていますか？
実はこのミノムシ
ミノガ
と言う日本には約１５種類ほどいる「 ガ 」で
日本産で最も大きい蓑虫の成虫はオオミノガです。
このミノムシの雄と雌ですが
雄は成虫は口が退化をしていて雌との交尾までの間しか生きられず
雌は足も羽も無く一生を蓑の中で過ごすのです。
なかなか切ないですね。
ですがこのミノムシも今は絶滅危惧種に指定されました。
理由は食害を防ぐ為に天敵の寄生バエを導入したのですが
余りにも強い天敵に負けてしまい一気にその数を減らしてしまったそうです。
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