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ガンの薬の広告って見たことないですよね?
風邪薬や胃薬、頭痛薬に目薬、解熱剤に皮膚病の薬など
薬などに関するマーケットはとても大きいですよね?
それに伴って
メディアを使った広告、人気タレントを使ったりと
各社激しくしのぎを削っているのが現状です。
ところが
「胃がんには○○○」「ガンの辛さは、これ1錠」
などと言ったガンの薬の広告がないのは何故なのでしょう?
ガンの薬が存在しないというなら話は別ですがそうではないはずです!
原則的にガンの薬の広告ができないのは本当の様です。
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というのは
ガンの薬は使用する際に
副作用などとても大きな危険を伴うからです。
素人では無理なので
医師が処方する様に法律で規制されているのです。
同じ様に広告も
薬事法第67条と施行令12条で制限されています。
第67条 政令で定めるがんその他の特殊疾病に使用されることが目的とされている医薬品であって、医師又は歯科医師の指導のもとに使用されるのでなければ危害を生ずるおそれが特に大きいものについては、政令で、医薬品を指定し、その医薬品に関する広告につき、医薬関係者以外の一般人を対象とする広告方法を制限する等、当該医薬品の適正な使用の確保のために必要な措置を定めることができる。
2 厚生労働大臣は、前項に規定する特殊疾病を定める政令について、その制定又は改廃に関する閣議を求めるには、あらかじめ、薬事・食品衛生審議会の意見を聴かなければならない。ただし、薬事・食品衛生審議会が軽微な事項と認めるものについては、この限りでない。
2 厚生労働大臣は、前項に規定する特殊疾病を定める政令について、その制定又は改廃に関する閣議を求めるには、あらかじめ、薬事・食品衛生審議会の意見を聴かなければならない。ただし、薬事・食品衛生審議会が軽微な事項と認めるものについては、この限りでない。
肉腫や白血病などの薬の場合も
使用には危険が伴いますので
これらもガンと同じ様に広告が制限されているのです。
ただし例外もあって
医師や薬剤師を対象にした専門誌などであれば問題がありません。
早くガンが単なる過去の病気になり
その薬が風邪薬と同じくらいのレベルになれば広告できる日が来るかもしれません。
医療がもっと進歩してゆくといいですよね。