最近の電車は「ガタンゴトン」と音がしない?
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ここ最近電車に乗りましたか?
電車の音をひと言で表現すると
今も昔も「ガタンゴトン」が定番ですが
実際には最近の電車では余りガタン、ゴトンという音はしていないのです。
このガタン、ゴトンという音は
レールの継ぎ目を列車の車輪が通過する時の音で
鉄製のレールは温度によって膨張や収縮を繰り返すので
予め継ぎ目に隙間を作っているのです。
ところが
最近はロングレールと呼ばれる長いレールが主流になっていて
従来は1本25メートル程のレールでて「定尺レール」と呼ばれていたモノが
約10倍の200メートルの「長尺レール」にもなったので
単純に継ぎ目が少なくなったのです。
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このロングレールは昔から使われていたのですが
地下鉄や長大トンネルなどの気温の差が小さい所だけでしたが
鉄道技術者の研究によって
「延びる部分はレールの端の部分だけで、レールの長さと伸びる長さは比例しない」
と言う結果を得た事で使われるようになったのです。
これにより最近の電車は音が静かになったと同時に
格段に乗り心地が良くなったのです。