「藪そば」と「更科そば」の違いってなに?
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意外と知らない蕎麦の種類とは?
東京のそば屋で圧倒的に多いのが「藪(やぶ)」と「更科(さらしな)」です。
もともとはどちらも江戸の老舗のそば屋の屋号で
その系列店であることを表しています。
そのなかでも最も古く歴史が長いのが藪そばです。
昔ながらにそばの実の殻を残したまま挽いた粉(挽きぐるみ)を使っているので
麺の色は黒っぽく豊かな甘みと淡い香りが特徴です。
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一方
更科のそばは初代店主が殿様に納めるために
殻を除いた一番粉だけを使ったそば粉(御前粉)だけでつくった
そばできめが細かく豊かな甘みと淡い香りが特徴。
麺の色は白っぽくて細く上品な感じに仕上られています。
そのため
藪は「田舎そば」
更科は「御前そば」
とも呼ばれているのです。
日本では大晦日に食べる事が最も多いですし
同じ蕎麦でも楽しみ方は全然違うのでぜひ食べ比べするのもいいですね。